代表の鈴木です。
練馬区で進行中のリフォーム現場【東大泉の家】のご紹介です。
こちらの現場は25年くらい前に某大手ハウスメーカーで建てられた2×4工法の建物で完全分離型の2世帯住宅、
延床面積が約90坪という大きな建物です。
1Fが親世帯、2Fが子世帯という構成で、今回は2F部分の内装をフルスケルトンにして新しくリフォームする計画です。
まずは既存の構造的な検証を行い、既存耐力壁の場所を把握、それを生かした新たな間取りを設計し、解体工事に臨みました。
2×4工法は釘の数が半端なく、解体工事にとっては非常に厄介な工法です。内装の解体は全て手作業となりますので骨の折れる仕事となりました。
内装の石膏ボードを撤去した後に残るビスや釘も1本1本すべて抜く作業もあり、尽力いただいた解体屋さんには感謝です!
25年前の建物なので、断熱性能の向上も計画しました。
リビングとリビングに隣接する和室の大きな掃き出し窓は3カ所、樹脂アルミの複合サッシに入れ替え、壁の断熱材は現場発泡ウレタン吹付け、
天井は高性能グラスウールを210mm充填し、天壁とも気密シートを施工しました。
壁の断熱材を現場発泡ウレタン吹付けを採用した理由は、2×4工法の壁厚が89mmと薄いため、より気密性能が担保できる素材にしようと考えたからです。
現在は床の仕上げとして無垢のワイルドバーチ材15mmを施工中です。
完成まであと1ヶ月と少々です。
リフォーム現場【東大泉の家】また完成が近づいたらレポートします。
それではまた。
2019.03.31
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