【家づくりのテーマはデザインと性能の融合】
注文住宅のデザインと性能は相反するもの?
長い注文住宅の歴史において、住宅のデザインと性能は相反するものとして認識され続けてきました。
デザインを優先させた住宅は耐震性や耐久性に難があるケースが多く、また耐震性や耐久性など性能を重視した住宅は画一的で個性や面白味のないデザインとなるケースが多い。
デザインについてはアトリエ系設計事務所がそのポジションを担い、性能(特に耐震性や品質)についてはハウスメーカーが中心となりそれぞれ並走するかたちで注文住宅の歴史は繰り返されてきました。
インターネットが変える住宅産業
インターネットの普及が消費行動を変え、注文住宅を検討するお客様にも大きな変化をもたらしました。
人からの紹介や口コミ、住宅展示場に足を運ぶなどコミュニティーが土俵であった家づくりの情報収集が、インターネットによる検索によってパソコンやスマホの画面で可能となりました。
まるでアートのようにビジュアル化された施工例の画像を見て心躍らせ、小難しい住宅の性能の話も多くの実務者たちがわかりやすく解説しているブログやYouTubeがいつでも無料で見ることができることで、家に居ながらにして多くの情報を手に入れることが可能な時代となりました。
大手ハウスメーカー神話の崩壊?
「品質や性能は大手ハウスメーカーがやっぱり安心!」という考えが大半を占め、その他地域の工務店はレベルが低いと認知されていた時代が長く続きました。
今まではTVCMや住宅総合展示場への出展、その他多額の広告費をかけた大手ハウスメーカーの宣伝効果が大きく効いていたことに起因します。
ただし今はインターネットの時代。会社の規模に関わらずどんな会社も情報発信が可能となり、一般のお客様にも目に触れる機会が増えてきたことで、デザインも性能面も優れた一部優良工務店の実力が認知され始めてきました。
その優良工務店たちは、それまでの大手ハウスメーカーのデザイン力を大きく上回るだけでなく、性能面(耐震、断熱、気密)においてもあっという間に大手ハウスメーカーを置き去りにするほどの実力と実績を兼ね備えております。
大手ハウスメーカー神話の終わりの始まりと言えるでしょう。
アーキテクトビルダーが叶えるデザインと性能が融合された住まい
弊社の特徴である設計事務所と工務店が融合した組織【アーキテクトビルダー】は、注文住宅のデザインと性能(耐震、断熱、気密、耐久性)を高いレベルで融合させた住まいづくりを可能とします。
デザインも性能も、設計だけ或いは施工だけでは実現できません。
設計と施工が同じベクトルを持ち、同一組織で監理する組織で家づくりを進めることこそ、住まい手の幸せにつながる確かな家づくりだと確信しております。
代表取締役 鈴木 快